STUDENT DECISION RECORDS
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ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
北海道札幌市出身、成蹊大学3年。
蹴球部に所属し、スポンサー班のリーダーを務めている。また、個人事業主として不動産の実務にも挑戦中。幼少期から兄を追いかけ、サッカーと勉強の両方で「期待に応える」ためのストイックな努力を続けてきた。
しかし高校での大ケガによる挫折や、大学での経営者との出会いを経て、現在は「他者の期待」ではなく「自身のワクワクと主体性」を原動力に行動している。
いまの挑戦は、蹴球部・企業・地域を巻き込んだ新たな価値提供の仕組みを作ることだ。

高校時代、サッカーで大ケガを負い、大きな挫折を味わった彼は、大学で「人間としての成長と自立」を求め、あえて東京に出る道を選んだ。
入部した蹴球部では、最も過酷と言われるスポンサー班に自ら飛び込み、現在はリーダーとして組織改革に挑んでいる。
かつては「親や周囲からの期待」を背負い、受け身の努力を続けてきた彼だが、ある経営者との出会いを機に覚醒。現在は「自分がワクワクするかどうか」を軸に、主体的に行動する楽しさを知った彼が、蹴球部と地域の未来をどう変えようとしているのかに迫る。
彼がいま成したいことは、蹴球部のスポンサー活動において、部員全員を巻き込み「当事者意識」を持たせることだ。
スポンサーから頂く多額の支援に対し、自分たちは見合った価値提供ができているのかを問い直し、お金のありがたみを組織全体に浸透させようとしている。
さらに最終的な目標として、企業と蹴球部、そして武蔵野市という行政を掛け合わせ、地域課題を解決しながら地域全体を盛り上げる新たな仕組みを作りたいと考えている。
彼がこの道を選んだのは、「受け身でやらされる仕事の虚しさ」を知り、「主体的に行動する楽しさ」に気づいたからだ。
大学に入り、難関資格である宅建をストイックな仕組み化で一発合格するなど努力を重ねていた彼に、劇的な変化をもたらしたのは、スポンサー企業の代表との出会いだった。
「本当にやりたいことは何か?」「仕事は手段であり、自分がワクワクすることが大事」という言葉に衝撃を受け、彼は「誰かの期待に応えるため」の行動から、「自分自身のやりたいことを実現するため」の行動へと舵を切ったのである。

彼の行動力の原点には、2つの相反する感情がある。
ひとつは「負けず嫌いと圧倒的な努力」だ。幼少期、兄に勝ちたい一心で早朝から自主練に励み、中学・高校では長友佑都選手に憧れて過酷な筋トレや「速読」にまで手を出して己を磨き続けた。
もうひとつは「挫折と期待への重圧」だ。勉強面では兄を反面教師にしてプレッシャーと戦いながら成績を上げ、サッカーでは親を全国へ連れて行くという期待を背負いながらも、高校時代に「腓骨筋腱脱臼」という大ケガで8ヶ月の離脱を余儀なくされ、深く絶望した。
これらの経験が、「自分自身への期待などの重圧はありながらも、自分が努力して変革していく環境を選ぶ」という彼のいまのスタンスを形成している。

覚悟が定まったのは、不動産の実務に個人事業主として挑戦し、0から1を生み出す苦労を味わった時だ。
1人のお客様の物件探しに5時間を費やし、時給換算すれば決して割に合わない労働の中で、彼は「自分は機械的にこなすのではなく、目の前の人に時間を使い、信頼を得ることにこだわる人間だ」と深く自覚した。
この徹底的に物事を突き詰める姿勢こそが自分の強みだと確信した瞬間、彼は迷いを捨てて目の前の活動にフルコミットできるようになった。

彼が成長の過程で捨てたものは、「自分1人で頭の中だけで妄想し、考えるだけの時間」だ。
かつての彼は、頭の中で「どうすれば良くなるのか」を考えるものの、それを実行に移せない自分に虚しさを感じていた。
しかし、行動することの楽しさを知った今は、1人で悩むことをやめ、「とりあえず人に話す」ことを徹底している。他者の視点を取り入れ、まずは行動に移すという身軽さを手に入れたのだ。
現在の彼の意思決定の軸は、「自分が心からワクワクできるか」そして「主体的に取り組めるか」である。
過去のように親の期待や外発的な動機ではなく、純粋に自分のやりたいことに向かっているかどうかを常に問いかけている。
蹴球部のスポンサー班でリーダーを引き受けたのも、武蔵野商工会議所へのアプローチを自ら提案し、主体的に後輩を引っ張ることに喜びを見出したからに他ならない。
いま彼が越えようとしている壁は、個人としては不動産実務における「集客から契約までの0→1の仕組み作り」であり、組織としてはスポンサー班のリーダーとして「部員全員を巻き込むこと」だ。
一人では到底成し遂げられない地域と企業を巻き込んだ大きなビジョンを実現するため、彼は今、周囲に自らの背中を見せ、協力を仰ぎながら、新たな価値創造に向けて奔走している。

彼が一番に返したいのは、大好きな家族に対する「親の期待をいい意味で裏切る、圧倒的な成長」だ。
北海道から自分を東京へ送り出してくれた家族に、東京で力強く自立し活躍している姿を見せたいと願っている。
そして、自分の価値観を大きく変えてくれた恩師や経営者たちに対して、「新しい世界を見せてくれてありがとう。こんなに成長したんだね」と驚かれるような、想像を超える未来を提示することを目指している。
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