STUDENT DECISION RECORDS

『どうせなら、一番強くて厳しい環境で』。スパルタ部活から自由なサークルへ移った彼女が、ジャンリとして背負う責任#SDR28-0040

INTERVIEW & TEXT

和泉 圭佑

2026.06.03

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

東京都出身。早稲田大学ダンスサークル「SesSion」にて幹部およびワック(Waack)のジャンルリーダーを務める学生。

幼少期は天真爛漫な「おてんば娘」だったが、成長とともに「他者と比べて自分は劣っているのではないか」という自信のなさや完璧主義に苦しむようになる。

高校時代にはあえて厳しい環境を求め、全国大会を目指すダンス部で副リーダーとして奮闘。

大学では自由で温かい雰囲気のSesSionに惹かれて入団した。現在は、少人数で鎖国状態だったWaackジャンルを盛り上げるため、自信のない自分を奮い立たせて外交や新入生の育成にフルコミットしている。

鎖国ジャンルの開放。仲間と共にメンバーを鼓舞し、最高のショーを作り上げる

幼少期は運動会で「女大将」を務めるほど活発で、何事にも恐れを知らない子供だった。

しかし、成長するにつれて「人からどう見られているか」「期待に応えられるか」を過剰に気にするようになり、いつしか人前で踊ることすら緊張してしまうほどの完璧主義と自信のなさを抱えるようになった彼女。

そんな彼女が今、大学のダンスサークルで幹部兼ジャンルリーダーとして、自らの殻を破って後輩たちに「自信を持って踊ること」の素晴らしさを伝え続けている。

葛藤を乗り越え、愛するサークルのために奔走する彼女の姿に迫る。

【学生時代に成したいこと】

彼女がサークル活動を通して成し遂げたいのは、「メンバー全員が互いを尊重し、刺激し合える環境を作ること」だ。

SesSionには、サークルを第一に考える人もいれば、別の目標を持ちながら活動する人もいる。

それぞれの熱量やキャパシティの違いを許容しつつ、お互いを高め合える温かいコミュニティを維持・発展させることが彼女の目標である。

そして、最終的には関わったすべての人に「SesSionが大好き」と言ってもらえる組織を作り上げることを目指している。

【その道を選ばざるを得なかった理由】

彼女があえて責任の重いジャンルリーダーや幹部という道を選ばざるを得なかったのは、彼女が選んだWaackというジャンルが、サークル内で存在感が薄く「鎖国状態」にあったからだ。

他のジャンルに比べて人数が少なく、他ジャンルと距離がある現状に対し、彼女は「このままではいけない。もっと自分たちを売り出さなければ」と強い危機感を抱いた。

自信のない自分を奮い立たせ、自らが外交役として他ジャンルに飛び込んでいくことで、後輩たちが輝ける場所を死守しなければならないという使命感に突き動かされたのである。


【原体験における共鳴ポイント】

彼女の「あえて厳しい環境に飛び込む」姿勢の原点は、高校での部活動選びにある。

中学までは比較的緩やかな環境で過ごしたが、高校では「自分が頑張らざるを得ない環境に身を置かなければ、努力できなくなる」という恐怖から、あえて一番厳しく、全国大会を目指すスパルタなダンス部を選んだ。そこで副リーダーとして、少人数のメンバーで何度も衝突しながらも全国大会出場という目標を達成した経験が、現在の「目標に向かって仲間と熱狂する楽しさ」や「結果を残すことで自信を得る」という行動原理の基盤となっている。


【覚悟が定まった瞬間】

彼女の中で幹部としてサークルを背負う覚悟が完全に定まったのは、幹部全員が初めて集まったミーティングの時だ。

それまで「自信がないからリーダーは向いていない」と幹部就任を躊躇していた彼女だったが、同期たちが語るサークルへの熱い思いや、明確なビジョンを聞いた瞬間、「こんなに素敵な仲間たちと1年間一緒にやれるなんて」と深く感動した。

この仲間たちと一緒なら、どんな困難も乗り越えていけると確信し、腹をくくってリーダーの重責を引き受けたのである。

【捨てたもの】

彼女がサークル活動にフルコミットするために手放したものは、「目的もなくダラダラと過ごす時間」や「気楽な旅行に行く余裕」だ。

幹部やジャンルリーダーとしての仕事に追われる日々の中で、無駄な時間を過ごす暇はなくなり、大学生活のすべてをダンスとサークル運営に捧げている。


【意思決定の軸】

彼女の意思決定の軸は、「それが仲間や周囲の人にとってプラスになるか」である。

彼女自身は「強い意志を持って生きているわけではなく、周りに動かされている」と語るが、それは裏を返せば、周囲の仲間がモチベーションの源泉であり、彼らが楽しく自信を持って活動できるためであれば、自分の感情や苦手意識を押し殺してでも行動を選択できるという他者貢献の精神に他ならない。


【現在の挑戦】

いま彼女が直面している最大の壁は、「自信のない自分」と戦いながら、「自信のないメンバーたち」を鼓舞し続けることだ。

Waackワックというジャンルには、かつての彼女のように引っ込み思案で自分に自信を持てないメンバーが多い。

彼女自身もまだ人目を気にしてしまう完璧主義な一面を残しているが、だからこそ「私がいっぱい自信をあげるから、みんなは自信を持って踊ってほしい」と伝え、少人数でも強気で存在感を示せるジャンル作りに泥臭く挑んでいる。


【誰に、何を返したいか】

すべての活動を終える引退の日、彼女が一番返してほしい言葉は、後輩やメンバーたちからの「SesSionが大好き」「Waackを選んでよかった」という言葉だ。

自分が奔走して守り抜いた環境で、後輩たちが最高に楽しんでくれたこと。

そして、人柄の素晴らしい仲間たちと共に、誰もが輝ける温かい居場所を創り上げられたという事実こそが、彼女にとって何よりの誇りであり、最高の恩返しなのである。

この学生に会いたい!応援したい!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

☝️【RewriteCareerに問い合わせ】

この学生に会いたい、応援したい方へ

ReWrite Career では、記事に登場する学生をはじめ、本気で挑む学生との出会いをつくっています。企業の方はお気軽にご相談ください。