STUDENT DECISION RECORDS

「普通の大学生活」を捨てて挑む「首都圏代表」の重圧――「もっと良くできる」と確信した彼女が紡ぐ、新たなチームの熱量#SDR28-0057

INTERVIEW & TEXT

光延 優佑

2026.07.22

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

専修大学2年、東京都北区出身。

幼少期は本や絵を愛する文化的な少女だったが、中学校2年生時の熱血な担任教師との出会いを機に、体育祭の作戦立案や生徒会役員選挙への挑戦を通じて「チームで熱狂し、結果を出す喜び」に目覚める。

高校時代には文化祭実行委員長と演劇部を兼任しリーダーシップを発揮するも、顧問の交代や組織の環境変化による部内のモチベーション低下に直面し、不完全燃焼のまま引退するという深い葛藤を経験。

大学入学後、キャリア形成支援プログラムを経て「自分を起点とした影響の連鎖」というビジョンを策定。

現在はNPO法人ドットジェイピーにおいて、従来の3〜4年生登用の慣習を破り、2年生ながら首都圏エリア東京第二支部の代表として組織の先頭に立ち、数値目標の達成とメンバーの成長に伴走している。


「もう二度と、仲間の熱量を無駄にしたくない」 組織の機能不全すら自責で引き受け、全員のポテンシャルを最大化させるガバナンスへの執念。

かつては放課後の図書室で静かに本の世界に入り込んでいた少女が、いま、首都圏エリア東京第二支部という組織の先頭に立って熱い指揮を執っている。

彼女のこれまでの歩みは、常に「新しい世界への好奇心」と、組織のなかで生まれる「熱量」への挑戦の歴史だった。

しかし、その輝かしいリーダーシップの裏には、高校時代に味わった組織のすれ違いと、全力で完走できなかった深い心残りがある。

過去の不完全燃焼を未来へのエネルギーに変え、今まさに新たな風を組織に吹き込もうとする彼女の、静かで熱い情熱のドラマに迫る。


【学生時代に成したいこと】

彼女が今、学生時代をかけて成し遂げたいのは「自分を起点とした影響の連鎖を生み出すこと」だ。

多くの大学2年生が、サークルや日常のアルバイト(中略)を選ぶなか、彼女はあえてNPO法人ドットジェイピーの首都圏エリア東京第二支部代表という、組織の命運を握るポジションを選んだ。従来の慣習では3〜4年生が担うことが当たり前だったその座に、あえて2年生という若さで名乗りを上げ、周囲の誰よりも早く「組織の責任を背負う道」を選び取ったのである。



【その道を自らの意志で選んだ理由】

彼女があえて過酷な「組織の責任を背負う道」を選ばざるを得なかったのは、現状の組織の仕組みに満足せず、「これまでの良き土台を認めつつ、自分ならもっと良くできる。この仲間をさらに幸せにできる力がある」と確信したからだ。

先輩たちが築いてくれた安定した運営環境を深くリスペクトした上で、彼女は若い世代だからこそ持ち込める「新しい風」と「圧倒的な熱量」の必要性を見抜いていた。

周囲が現状維持を選ぶなかで、彼女がこの険しい道に向かったのは、単なる自己顕示欲ではない。チームのポテンシャルを最大化し、メンバー一人ひとりが人生の転換点となるような最高の成果を持ち帰れる環境を、自分の手で作り出せると信じたからである。


【原体験における共鳴ポイント】

彼女をここまで突き動かすのは、高校時代の演劇部で経験した「不完全燃焼の悔しさ」という泥臭い原体験だ。

当時は顧問の交代という環境変化をきっかけに、部内の活動方針や世代間ですれ違いが生じ、楽しみにしていた春の新人デビュー公演がなくなってしまう事態に直面した。最後まで部活を完走できずに引退を迎えたあのとき、彼女の心に刻まれたのは「組織のすれ違いが、個人のモチベーションまで奪ってしまう」という強烈な無力感だった。

しかし、彼女はその痛みを単なる傷としては終わらせなかった。「もう二度と、仲間の熱量を無駄にしたくない」という飢えこそが、現在の組織づくりに対する強力なガソリンへと変換されている。



【覚悟が定まった瞬間】

彼女の中で「2年生で東京第二支部の代表を背負う」という覚悟が定まったのは、大学1年次の9月に「ビジョンデザインプログラム」で自らの内に秘められた渇望を言語化したあの瞬間だ。

かつて人前に出ることが苦手だった自分が、中学の体育祭でクラスが一丸となって「台風の目」でぶっちぎりの1位を掴んだあの熱狂や、生徒会、高校の文化祭実行委員長を経て変われたように、「今度は自分が起点となって、他者が変わるきっかけを作りたい」という明確なビジョンが定まった。その瞬間、彼女の中で“なんとなくやりたい”という淡い気持ちは消え去り、このビジョンを本気で体現するために「2年で代表として腹を括る」という絶対的な覚悟へと変わった。


【捨てたもの】

彼女はこの挑戦のために、手放したものは、「2年生としての自由な時間」と「衝突のない平穏な日常」だ。

週5日の大半を組織の戦略立案やメンバーの面談に費やし、同世代が謳歌する気楽な遊びの時間を完全に犠牲にしている。

さらに、時にメンバーの就職活動の悩みやモチベーションの波に寄り添い、組織の数値目標というシビアな現実と、個人の感情という情の板挟みになりながら、心理的ジレンマに正面から向き合い続けるストレスフルな日々を選んだ。文字通り、普通の女子大生としての平穏をすべて捨ててでも、掴みたい未来があったのだ。


【意思決定の軸】

彼女の意思決定の軸は、「ワクワクするかどうか」である。

損得や、将来どれだけ役立つかではない。企画を見て「面白そう」と心が動けば、彼女は迷わず飛び込む。逆に、そう思えなければ選ばない。その根っこにあるのは、「挑戦した先には、いつもいい結果が待っている」という、これまでの経験から得た確信だ。

そして何より、挑戦するたびに自分が変わっていく——彼女の言葉を借りれば、「好きな自分が更新されていく」

その感覚こそが、彼女を次の一歩へと突き動かしている。


【現在の挑戦】

いま彼女が直面している最大の壁は、「説明会への参加者数」という高い数値目標の達成と、就職活動などで多忙を極めるスタッフたちの「モチベーション管理」という巨大な壁にぶつかっている。

組織として結果を出すための厳しさと、メンバー一人ひとりの状況に配慮する情のなかで、日々激しいジレンマに直面しているのだ。しかし彼女は、中学時代の熱血な担任教師から学んだ「雰囲気作りの重要性」を武器に、個々人が自らの「軸」を見つけられる対話の場を設計し、このチャレンジの壁を乗り越えようとしている。


【誰に、何を返したいか】

半年間の活動を終えたとき、共に走ったメンバー全員から「原さんのもとで活動したことで、人生が大きく変わるきっかけになった」「新しい、好きな自分に出会えて、圧倒的に成長できた」と言ってもらえることだ。

かつて自分を導いてくれた中学校の担任教師や、背中を押してくれた過去のすべての恩師たちに、大きく成長した自分の姿を見せることで最高の恩返しがしたいと考えている。

この学生に会いたい!応援したい!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

☝️【RewriteCareerに問い合わせ】

この学生に会いたい、応援したい方へ

ReWrite Career では、記事に登場する学生をはじめ、本気で挑む学生との出会いをつくっています。企業の方はお気軽にご相談ください。