STUDENT DECISION RECORDS
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ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
千葉県松戸市で生まれ、青森県を経て神奈川県へ転居。現在、立教大学文学部教育学科に通い、小学校教員免許の取得を目指す学生。
学業の傍ら、ダンスサークル「D-mc」と学生団体「ONELIFE(ワンライフ)」を掛け持ちし、ONELIFEでは会計幹部を務めている。
幼少期から活発で「お世話好き」な性格であり、小学時代は運動会やマラソン大会で常に上位を狙う生粋の負けず嫌い。
中学のテニス部では複雑な人間関係の板挟みに遭うも、それを跳ね返す強靭なメンタルを培った。
大学では「自分がやると決めたことは中途半端にしない」というプライドを胸に、睡眠時間を削ってでも二つの団体にフルコミットしている。


幼少期は、幼稚園で泣いている子がいれば放っておけない「世話焼きのお姉ちゃん」。
小学生になると、マラソン大会で1位になれなかった悔しさから、水泳教室までの道のりを母親の自転車に並走して走るほどの負けず嫌いを発揮した。
中学のテニス部では、女子特有の複雑な人間関係の板挟みに遭いながらも、「勝手に言っとけ」と跳ね返す強靭なメンタルを習得。
そんな彼女が大学で選んだのは、ダンスサークル「D-mc」とボランティア団体「ONELIFE」の二刀流だ。
パラメーターが壊れるほどの忙しさの中、彼女がなぜ両方にフルコミットし続けるのか。そのストイックな生き様に迫る。
彼女が学生時代に成し遂げたいのは、ONELIFEとD-mcの「両方で一切の後悔なくやり切ること」だ。
ONELIFEでは、会計として巨額の資金を管理する重責を全うし、次世代へしっかりと引き継ぐこと。
D-mcでは、レベルの高い環境の中で、引退公演の立ち位置を決めるビデオ撮りで「1列目」を勝ち取ること。そして引退の日には、両方の団体のメンバーを公演に呼び、自分の全力の姿を見届けてもらうことを目指している。

彼女があえて過酷な「二刀流」の道を選ばざるを得なかったのは、彼女自身の「自分でやると決めたことを中途半端にする自分が許せない」という強烈なプライドがあるからだ。
当初はD-mcをメインに活動するつもりだったが、ONELIFEの先輩たちが情熱を持って取り組む姿に触れ、「手を抜く人間だと思われたくない」という思いが芽生えた。
さらに、ONELIFEの先輩から「会計は誰にも代えられない仕事だ」という手紙をもらい、逃げ出せない責任感を背負う覚悟を決めたのである。

彼女の「負けず嫌い」と「泥臭い努力」の原点は、中学のテニス部での挫折にある。
1年生の最初の大会でレギュラーに選ばれず、激しい悔しさを味わった。そこから母親と猛特訓を重ね、次の大会では1番手で出場するまでに這い上がった。
「努力すれば結果は覆せる」。
この時に得た成功体験と自信が、現在のD-mcでの「周りが上手くても、努力で立ち位置を勝ち取る」というストイックな姿勢の土台となっている。

彼女の中でD-mcを最後までやり切る覚悟が定まったのは、1年生の時に見た先輩たちの「引退公演」だ。
当初は先輩のレベルの高さやサークルの空気に圧倒され、辞めることも考えていた。しかし、圧倒的な熱量とクオリティで作られた公演を見た瞬間、「絶対に自分たちの引退公演もこのステージに立ちたい」と心が震え、最後まで逃げずに続けることを決意した。
彼女が二つの団体と学業にフルコミットするために手放したものは、「家族とゆっくり過ごす時間」と「睡眠時間」だ。
深夜の練習や休日の活動でスケジュールが埋まり切る中、家族から「久しぶりに一緒にご飯を食べるね」と言われるほど、家にいる時間が削られている。
さらに、移動の電車内を課題や事務作業の時間に充てるなど、息を抜く時間を極限まで削ぎ落として活動に没頭している。
彼女の意思決定の軸は、「自分がやりたいか」そして「自分にしかできない責任があるか」である。
ONELIFEの会計幹部を引き受けたのも、誰もやりたがらない地味な役職だからこそ、責任感の強い自分がやるべきだと感じたからだ。
「私がやらなければ大変なことになる」。
その強烈な当事者意識が、彼女をキャパシティの限界を超えて動かす原動力となっている。

いま彼女が直面している最大の壁は、「大学の教育実習関連の重い課題」と「サークル活動」の両立だ。
小学校の教員免許取得を目指す彼女にとって、学習指導案の作成など膨大な課題がのしかかっている。D-mcの立ち位置を決める重要なビデオ撮り期間と重なる中、体調を崩して37度8分の熱があっても大学と練習を休めないという、まさに体力と精神力の限界ギリギリの挑戦を続けている。
すべての活動をやり遂げた引退の日に、彼女が一番言葉を交わしたい相手は、「毎日自分の話を聞き、一番に応援してくれた母親」だ。
そして、自分が全力で打ち込んだD-mcの引退公演にONELIFEの仲間たちを呼び、自分がどれだけの熱量を注いできたかを証明したい。
母親や仲間たちから「本当によく頑張ったね」という言葉をもらい、すべてを出し切った涙を流すこと。それこそが、彼女にとって最高の報酬なのである。
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