STUDENT DECISION RECORDS
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ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
神奈川県川崎市育ち。 早稲田大学人間科学部に所属。
幼少期から目立ちたがり屋で、自作のカードゲームでコミュニティの中心に立つなどエンターテイナー気質。
立正大学付属立正中学校への進学でカルチャーショックを受けるも、弁論大会での成功を機に猛勉強を開始。
高校での生徒会長選挙落選の挫折をバネに早稲田大学へ合格。
大学入学後は「オムライスサークル」を立ち上げ110人を集客し、その後「所沢祭」の実行委員へ。 渉外局長として驚異的な営業成績を残し、現在は所沢祭実行委員会の代表を務める。
「後輩を永遠に笑顔で引退させる」という強い使命感を胸に、10年先も揺るがない強固な組織体制の構築に奔走している。


彼がいま所沢祭の代表として成し遂げたいのは、「自分が引退した後、今後10年先も絶対に赤字にならない強固な会計・運営体制を作ること」だ。
クリエイティビティや面白い企画づくりは信頼する副代表に任せ、自身は「目立たないけれど組織の存続に直結する価値ある仕組みづくり」に注力している。
自分が去った後も後輩たちが安心して文化祭を楽しめる、「所沢祭10年の道しるべ」を築き上げることが最大の目標である。

彼があえて一番ハイリスクな「代表」という道を選んだ理由は、前年度の幹部たちへの強いリスペクトと、後輩たちを絶対に笑顔で引退させるという覚悟からだ。
彼は組織で唯一、2年連続で幹部を務める人間である。 前年度の先輩たちがどれだけ文化祭を愛し、思いを懸けていたかを一番近くで見てきた。
だからこそ、「先輩たちが大事にしていたものを、次は俺が守る」「先輩たちがやりきれなかった分、俺が責任を取る」と決意。
お金面でも仕事面でもすべての責任を背負い、後輩たちの思い出に泥を塗らせないために代表に就任した。
彼の「絶対にトップに立って組織を動かしたい」というモチベーションの原点は、高校2年時の生徒会長選挙での敗北と体操部の部長になれない敗北の挫折経験にある。
幼少期から「自分が目立つこと、中心にいること」を生きがいにしてきた彼だが、体操部の部長になれず、生徒会長選挙でもサッカー部・野球部の候補者に敗れた。
「このままじゃ俺は俺を誇れない。自分には何かが足りない」と痛感。
この全敗の挫折が、「次こそは絶対にトップに立ち、自分の力で組織を回す」という大学での爆発的な行動力の起爆剤となっている。
彼のビジネスセンスと組織を背負う覚悟が完全に定まったのは、大学2年で渉外局長に就任した時だ。
文化祭の予算は渉外局の営業成績(協賛金)に直結する。
過去に渉外が失敗し、赤字に転落して多くの人が辞めてしまった惨状を知っていた彼は、「文化祭に正解はないが、赤字という不正解だけは絶対に出さない」と固く決意。
自ら旅行会社などにターゲットを絞った的確な営業を仕掛け、スピーチ一本で14万円の協賛を獲得するなど大成功を収めた。
この時、「自分の行動で組織の命運を変えられる」という責任感と喜びが、彼を真のリーダーへと変貌させた。

「この選択が、10年先の後輩たちまで続く『笑顔のインフラ』になるか」
目先の単年度の利益や、自分の代だけの派手な花火(企画)に惑わされない。
彼が物事をジャッジする基準は、常に「自分が去った後も、この仕組みが機能し続けるか」という徹底的な客観性と持続可能性にある。
いま彼の前に立ちはだかる最大の壁は、「過去最大規模(570人)にまで肥大化した巨大組織のガバナンス」である。
彼自身の新歓戦略が当たり、例年以上の新入生を獲得したことで組織は過去最大規模に膨れ上がった。
資金が潤沢になった反面、これほどの大人数をまとめた経験が組織にはない。 300人以上の自我がぶつかり合っても組織が崩壊しないためのルール作りや、各局のケアなど、前例のない巨大マネジメントに挑んでいる。

彼がこの過酷な代表としての旅路の終わりに、最もその成果を証明したい相手は、信じてついてきてくれた570人のメンバー、そしてバトンを繋いでくれた先輩たちだ。
文化祭のグランドフィナーレ、誰もが最高の笑顔で「今年の所沢祭、マジで面白かった!」と叫び、笑顔で引退していく瞬間。そして何年も先の後輩たちが、赤字に怯えることなく、その輝く舞台で笑い合っている姿を見たとき、彼の戦いは本当の意味で報われ、最高のフィナーレを迎える。

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