STUDENT DECISION RECORDS

勝ち負けよりも『楽しむこと』と『貢献』を。バドミントン部での挫折を越え、巨大ダンスサークルで脚本チーフとして輝く彼女の軌跡#SDR28-0083

INTERVIEW & TEXT

和泉 圭佑

2026.06.23

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

神奈川県川崎市出身。

幼少期は自ら母親たちの立ち話に混ざりに行くほど人懐っこく活発な性格。幼稚園からチアダンスと体操に打ち込む。

中学時代はマンモス校のバドミントン部で副部長を務めるも、ペアとの熱量の差に悩み挫折を経験。

神奈川県立元石川高校ではダンス部でブレイクダンスのリーダーを務め、文化祭実行委員としても活躍。

実践女子大学に進学後、大学生となり、巨大ダンスサークル「SesSion」に入会。現在は脚本係のチーフとして、メンバーや観客の心を動かす作品創りに奔走している。


4人のチームで作る、心の底から満足できる脚本を。

【学生時代に成したいこと】

彼女がいまSesSionの脚本チーフとして成し遂げたいのは、「出演してくれたサークル員全員に『この作品に出てよかった』と言ってもらえる夏公演を創り上げること」だ。

観客に「見てよかった」と感動を与えることはもちろん、自分自身が書いたストーリーを通して、誰かが前向きに行動を変えるきっかけになってほしいと願っている。

【その道を選ばざるを得なかった理由】

彼女が「踊る側」ではなく「脚本」としてサークルに貢献する道を選んだのは、SesSionのダンスを観客側でパフォーマンスに心の底から感動した経験があるからだ。ダンスへの向き合い方に悩んでいた時期に、客席からSesSionのパフォーマンスを見て「やっぱりすごい」と感動。

踊るよりも見る側として、この感動を他のお客さんにも届けたいと強く思い、自分の得意な「文章を書くこと」を活かせる脚本係に立候補した。


【原体験における共鳴ポイント】

彼女の「何かを創り、人に貢献する」ことへの喜びの原点は、幼少期の遊びにある。

昔からフェルトでお菓子を作ったり、レゴブロックでぬいぐるみの家を部屋中に作ったりと、無から有を生み出す創作活動が大好きだった。

また、学級委員やリーダーという役職につくうちに、組織の中で「自分の役割(名前)があること」に居心地の良さを感じる真面目な性格が形成された。



【覚悟が定まった瞬間】

高校3年生の時、文化祭実行委員として開会式と閉会式の司会を務めた瞬間が、彼女にとって大きな原体験となっている。

全校生徒や先生たちが集まり、シャボン玉が舞う美しい景色の中で、みんなが心の底から楽しんでいる表情を見たとき、「自分が場を創り上げ、みんなが盛り上がってくれること」にこの上ないやりがいと青春を感じた。

この経験が、現在のSesSionでの裏方としての原動力に直結している。


【意思決定の軸】

彼女の意思決定の絶対的な軸は、「『脚本としての自分』と『友達としての自分』を明確に切り分けること」だ。

普段は仲の良いサークルの友人であっても、物事を進める上で意見が食い違う時は「脚本としてはこうしてほしい」と主語を明確にして伝える。

そして会議が終われば、すぐに「あれは楽しみだね!」と一人の友人として接する。私情を挟まず、役割に徹することを常に意識している。


【現在の挑戦】

現在直面している壁は、脚本チーフとして「最高の夏公演のストーリーを完成させること」である。

脚本チーム4人で何度も話し合い、自分たちが妥協してしまえば公演の根幹が揺らいでしまうというプレッシャーと戦いながら、メッセージ性のある作品を創り上げるというクリエイティブな挑戦の真っ只中にいる。


【誰に、何を返したいか】

すべての活動をやり遂げた夏公演の終わりに、彼女が一番言葉を交わしたいのは、共に出演し、作品を創り上げたSesSionの仲間たちだ。

「夏公演に出てよかった」 仲間の口からその言葉を聞くことが、彼女の最大の目標である。

その瞬間に向けて、彼女は今日も脚本の執筆と組織への貢献に全力を注いでいる。

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