STUDENT DECISION RECORDS
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ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
法政大学2年、北海道出身。
幼少期は5歳から7年間ピアノに打ち込み、小4から野球を開始。小6の夏に大腿骨頭すべり症でボルト2本を埋める手術を受け挫折を経験。
中学・高校でも生徒会や部活動(囲碁部で全国大会出場)などを経験しつつ、朝5時起きの遠距離通学を続け独学で大学受験に挑戦。第一志望には届かなかったものの、目標に向けて法政大学へ進学し上京。
現在はNPO法人ドットジェイピーの支部代表として、支部員15名の募集や事業計画策定など、睡眠時間を削るほどのフルコミットで組織のポテンシャル最大化という高い壁に向き合っている。

かつては、怪我による大好きな野球の断念や、第一志望の大学受験の不合格など、静かな挫折を胸に秘めていた。北海道ののどかな環境から、朝5時に起きて独学で未来を切り拓いてきた彼。
現在の彼は、かつての静けさからは想像もつかないほど、熱く、圧倒的な熱量で組織を牽引している。周囲がサークルやアルバイトに興じる一般的な大学生活を送る中で、彼はなぜ無報酬のNPO法人ドットジェイピーの支部代表という、最も重圧のかかる過酷な道を選んだのか。その裏に秘められた、彼の意思決定のドラマに迫る。

彼がいま、学生時代をかけて成し遂げたいのは「組織のポテンシャルを最大化し、関わる仲間全員をさらに幸せにすること」だ。
多くの学生が、サークルや個人の学業など、自分自身の時間を優先する選択をする中で、彼はあえて「15名の支部員」という組織の命運を背負う道を選んだ。睡眠時間を削るほどのハードワークが求められ、金銭的な報酬もない環境。それでも彼は、周囲が二の足を踏む「代表」という役割にあえて自ら飛び込み、チームをさらなる高みへと導く挑戦を続けている。

彼があえて過酷な「支部代表」という道を選ばざるを得なかったのは、彼自身の「しんどい状況から逃げずに受け止めることでしか、本当の成長はない」という強い責任感と美学があるからだ。
当初は「誰もやる候補者がいないなら、なんとかなるだろう」という、どこか他人事のような気持ちで引き受けた役割だった。 しかし、就任後に突きつけられた「支部員15名の募集」や「事業計画の策定」という圧倒的な重圧を前に、一時は「辞めたい」と本気で追い詰められる。 その時、必死に自分をサポートしてくれる周囲のメンバーの姿に触れ、「前の代表が悔し涙を呑んで渡したバトンをつなぎ、自分の力でこの仲間をさらに幸せにできる」と前向きな可能性を確信し、逃げ出せない責任感を背負う不退転の覚悟を決めたのである。

彼の決断の奥底には、「過去の泥臭い悔しさ」と「違和感」がガソリンとして流れている。
小6の夏、大腿骨頭すべり症により大腿骨にボルト2本を入れる手術を経験し、プロを夢見た野球の道を絶たれた。中学での野球部や高校の生徒会でも、非合理的な環境や人間関係のもどかしさを味わってきた。
「もっと全員が真っ直ぐに努力でき、時間を大切にできる場所があるはずだ」。
過去に感じたあの未熟さや喪失感が、いま、彼の中で「仲間が最高に輝ける組織を作りたい」という強烈な飢えとエネルギーに変換されている。

彼の中で支部代表として腹を括る覚悟が定まったのは、就任後に突きつけられた重圧の中で、周囲のメンバーが自分を必死にサポートしてくれる姿に気づいた瞬間だ。
当初は「誰もやる候補者がいないなら、なんとかなるだろう」という、どこか照れ隠しのような気持ちで引き受けた役割だった。しかし、現実に突きつけられた「支部員15名の募集」や「事業計画の策定」という重圧は想像以上で、一時は「辞めたい」と本気で追い詰められていた。だが、泥臭くも自分を支えてくれる仲間の熱量に触れたとき、「しんどい状況から逃げずに受け止めることでしか、本当の成長はない」と心が震え、ここから逃げずに人生をかけてやりきることを決意した。
彼がこの道を選ぶために手放したものは、アルバイトで得られるはずのまとまった収入や、友人と遊び尽くす自由な時間、外のコミュニティ、そして何よりも「自分のための安穏な時間」だ。
普通の大学生が得られる目先の娯楽をすべて捨て去ってでも、彼は15名の仲間の未来と、自身の成長という過酷な道を選び取ったのだ。
「腹をくくってやりきる」
過去の部活動などで、100%向き合えずに熱を失っていった後悔があるからこそ、二度と途中で投げ出さないと決めている。しんどい現実から逃げずに受け止めてこそ本当の成長があり、支えてくれる仲間への最大の恩返しになると信じているからだ。

現在、彼は大きな心理的ジレンマという壁にぶつかっている。彼が目指す理想は「自分が動かなくても自立して回る組織」だが、現実には代表である彼自身が積極的に介入し、泥臭く数値を管理しなければ組織が機能しないという二面性だ。
「組織の自立を促すべきか、自分が身を粉にして引っ張るべきか」
この葛藤に対し、彼は本部とも綿密に連携しながら、各支部の目標数値を自ら設定・管理するという「責任ある実績作り」を自らに課し、100点満点の成果を目指して乗り越えようとしている。
すべての活動をやり遂げた引退の日に、彼が一番言葉を交わしたい相手は、「どんなときも活動を支え、見守り続けてくれた両親や15名の仲間たち」だ。
そして、泥臭く奔走した日々の集大成として、関わったすべての人から「よく頑張った、お前が代表で本当によかった」という言葉をもらい、最高の成果とともに感謝を証明したい。
支えてくれた人たちから認められ、全員で最高の笑顔を迎えること。それこそが彼にとっての成功の証明であり、その先にある将来の夢「アナウンサー」として、今度は言葉と行動で日本中に前を向くエネルギーを返すための、確固たる原動力になるのである。

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