STUDENT DECISION RECORDS
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
神奈川県横浜市出身。
幼少期は極度の人見知りでありながら、努力家の彼女。
小・中学校時代は陸上競技に熱中し、高校では新設されたチアダンス部に入部。 初心者ながら練習環境の交渉から始め、全国大会出場を果たす。 チーム内では真面目な層と不真面目な層を繋ぐムードメーカーとして立ち回った。
現在は巨大ダンスサークル「SesSion」にて、ガールズジャンルの振付(コマ責)と会計を務める。 「エコヒイキをしないこと」を絶対の軸とし、周囲への感謝を原動力に妥協なき組織運営を行っている。


彼女がいまSesSionの会計および振付(コマ責)として成し遂げたいのは、自分自身がプレイヤーとしてさらに上手くなることと、幹部として「より良いルールや組織への改革」をやり切ることだ。
これまで教わる側だったが、教える側(コマ責)になったことで上達速度の低下に悩み、もっと上手くなりたいと強く渇望している。
20代の幹部として、これまで当たり前だったルールを見直し、最後まで気を抜かずに組織をより良い方向へ変えていきたいと考えている。

彼女が会計という役職についたのは、尊敬する先輩からの強い推薦があったからだ。
当初は運営側に興味がなく、自分が向いていない理由をメモに長々と書いて断るつもりだった。 しかし、大好きな先輩2人から名前を挙げてもらい、断る理由をすべて打ち返されたことで心が動いた。
彼女の中にある「義理人情」を大切にする性格が働き、自分を評価してくれた先輩への恩返しとして、会計を引き受ける覚悟を決めたのである。

彼女の「組織の中で自分の役割を見つけ、間を取り持つ」というスタンスの原点は、高校時代のチアダンス部にある。
全国大会を目指す中で、真面目に上に立つメンバーと言い出せずに溜め込んでしまうメンバーとの間でチームが分断されそうになった。 その際、彼女は自ら「間を取り持つポジション」を作り、自称「極度の人見知り」でありながらもムードメーカーとして振る舞った。
相手に合わせて柔軟に適応し、チームに必要なキャラクターを演じきったこの経験が、彼女の組織マネジメントの土台となっている。

ダンスサークル「SesSion」に入った直後、彼女は周囲の圧倒的なレベルの高さに直面した。
幼少期からダンスをやってきた経験者たちがギラギラと自信に満ち溢れ、前列を陣取る姿を見て「終わった」と絶望したという。 しかし、そこで逃げるのではなく、「他人の踊り方の癖を徹底的に観察し、頭の中で踊って覚える」という独自のスタイルを確立した。
音楽をかけずに頭の中でシミュレーションを繰り返すことで劇的な上達を遂げ、夏公演に出演したことが、彼女のダンサーとしての自信と覚悟を確固たるものにした。
彼女の意思決定の絶対的な軸は、
「依怙贔屓(えこひいき)を絶対に許さず、実力と適性で公平に判断すること」
である。
高校時代、先輩たちが仲の良さでポジションを決める姿を見て強い嫌悪感を抱いた。 そのため、自分が振付や配置を決める立場になった現在でも、「仲が良いから」という理由で優遇することは絶対にしない。
実力と振りの適性だけを冷静に見極め、たとえ仲の良い相手であっても厳しく判断するという、確固たる公平性を貫いている。
現在直面している壁は、プレイヤーとしての上達と、幹部としての裏方業務・組織改革の両立である。
プレイヤーとしてはバトルなどの即興(フリー)が苦手だというコンプレックスを抱えつつも、自分なりのアプローチで技術向上に挑んでいる。
同時に、裏方としては、当たり前だった慣習に疑問を持ち、サークルをより良くするためのルール変更や運営の改善に引退まで妥協なく向き合い続けている。

引退を迎える日、彼女が一番言葉を交わしたいのは、共に駆け抜けてきたサークルの仲間たちだ。
裏方である会計という役職は、表立って感謝されることが少ないポジションである。 自分が役職について初めて、見えないところで動いてくれる人への感謝の大切さに気付いた。
だからこそ、仲間から「会計、いつもありがとうね」と何気なく気づいて声をかけてもらえること、その小さな感謝の言葉をもらうことこそが、彼女にとって最高の報酬となる。

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