STUDENT DECISION RECORDS
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
東京都出身。
東京女学館で小学校から高校まで一貫した教育環境で育つ。
小学生の頃まで激しい人見知りだったが、人前に立つことは嫌いではなく、応援団や学級委員長を務め、競争を勝ち抜いて合奏の指揮者を担うほどの負けず嫌いな一面を持っていた。
中学時代はダンス部でコンテンポラリージャズに取り組み、バレエ経験者が多い中で技術的な差に苦しみながらも、全国大会で入賞を果たす。
高校時代には空手という新たな領域に挑戦し、大会での入賞や、帯の色が変わることで成長が可視化されることにやりがいを見出した。
高校1年生から学業に注力し、慶應義塾大学法学部に入学。1年生の時に留年を経験するも、大学の救済制度を活用して学業を立て直すという挫折と復活を経験している。
現在はダンスサークル「es」に所属し、少人数で親密な「ポップ」ジャンルのリーダーとして、約40人のメンバーを率いて引退公演の成功に向け奮闘している。


彼女がいま引退までに成し遂げたいことは、文化祭での公演の出場順「大トリ」を獲ることである。
毎年目標として目指してはいるものの、昨年に引き続き今年も獲得したいという強い意志を持って活動に励んでいる。
また、今までにない、斬新かつ新鮮な作品の実現を目指す。サークル員のみならず観客をうならせる自分たちにしかできない最高の作品作りに向けて、奮闘している。

彼女が幹部・ポップジャンルリーダーの代表を務めることになった背景には、1、2年生時に担当する「矢上係」を務めたメンバーがそのまま代表を引き継ぐというサークルの慣習があった。
しかしそれだけでなく、活躍する先輩への強い憧れや、「自分たちにもできるのではないか」という前向きな思いがあったからこそ、彼女はこの責任あるポジションへの挑戦を決意したのである。

彼女の負けず嫌いで向上心あふれる性格のルーツは、幼少期から学生時代の様々な挑戦にある。
小学校の合奏で人気のある指揮者の座を競争の末に勝ち取った経験や、中学時代のダンス部で技術差に苦しみながらも全国大会で入賞した経験などがその象徴である。
また、高校時代の空手では、帯の色が白から青へと変わることで自分の成長が可視化されることにやりがいを感じており、こうした「努力が成果として実を結ぶ喜び」が、現在のダンスに対する情熱やサークル活動でのこだわりと深く共鳴している。

幹部を務める中で、彼女は先輩からの厳しい指導や高い期待によって、精神的に追い詰められることもあった。さらに過去には、自分が1年時の外部コンテストに出場した時に、d-mcに敗れて準優勝に終わるという悔しい経験もしている。
しかし、そうした厳しさやプレッシャーから逃げることなく、目標達成に向けて努力を続けることを選び、同期と共に優勝を目指す中でリーダーとしての覚悟が確固たるものになっていったのである。
また、お世話になって先輩への恩やサークル愛こそ、彼女を慶應巨大サークルをけん引する大きな理由になっている。居場所としてのes、先輩からたくさんの恩を受もらたからこそ、自分も後輩たちに繋いでいきたい強い想いが彼女の覚悟を固まっている。
パフォーマンス制作において彼女が最も大切にしている軸は、ありきたりなものを避け、ポップというジャンルの自由度を活かした斬新な作品を作ることである。
もう一人のコマ責(ジャンルリーダー)が非常に斬新なアイデアを出す一方で計画性に課題があるため、彼女自身が時間管理や構成を担当するという役割分担を行っている。
お互いの強みを活かして弱点を補い合うことを、意思決定と組織運営の重要なルールとしている。
現在の彼女の挑戦は、新メンバーを含めた約40人が参加する「ポップ」ジャンルをまとめ上げ、文化祭公演を大成功させることである。
尊敬する先輩からの想いを引き継ぎ、今年は自分が責任を果たす。
ジャンルの雰囲気の良さを保ちながら日々の制作活動に真正面から向き合っている。

引退公演を終えた後、彼女が一番報いたい相手は、4年生の先輩たちである。
文化祭公演で「大トリ」を獲るという目標の背景には、上の代の先輩たちが初めて掲げたものの達成できなかったという歴史があり、その悔しさを自分たちの代で晴らしたいという強い使命感がある。
だからこそ、先輩たちから「良いショーケースを作ったね」と認められることが、彼女にとって最大の報酬であり、何よりの恩返しなのである。

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