STUDENT DECISION RECORDS
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
同志社大学商学部。川﨑心葉。
幼少期より好奇心旺盛で、水泳やダンスなど何事にも果敢に挑戦する性格。
中学時代の部活での人間関係の葛藤や挫折、高校での学業・競技へのストイックな転換を経て、「自らをアップデートし続ける」ことを信条とする。現在はボランティア団体CHADにて活動。一度はリーダーに向いていないと自覚しながらも、「信頼される人間になりたい」という強い向上心で、イベント広報やプロジェクト責任者として挑戦を重ねる。優秀な仲間を支え、状況に応じて役割を切り替える「柔軟なリーダーシップ」を体現している。

「リーダーに向いていない」。
かつて、そう思い込んでいた自分がいた。
しかし今、彼女はチームの先頭に立ち、仲間を支えることに情熱を注いでいる。
彼女の原点は、悔しさや挫折から逃げ出さず、そのたびに「自分を変える」選択をしてきたことだ。
なぜ彼女は、あえて困難な道を選び続けるのか。その先にあるのは、かつての自分には見えなかった、新しい景色だ。
彼女が現在の活動を通して目指しているのは、単なるプロジェクトの成功だけではない。
関わるメンバー全員が「自分もチームの一員なんだ」と心から実感できる環境を作ることだ。
一人ひとりが自分の役割を見つけ、いきいきと発言できる組織。そんな「誰一人として置き去りにしない場」こそが、彼女がリーダーとして最終的に実現したい姿である。
なぜ、あえて厳しいリーダーという道を選んだのか。
それは、過去の自分が、常に「引っ張られる側」にいたからだ。
誰かの後ろを歩く方が居心地がよかった。
しかし、それではいつまで経っても、理想とする「信頼される人間」にはなれない。今の環境に甘んじるのではなく、困難なポジションに自らを置かなければ、自分は成長できないと確信したからだ。

中学時代のバレーボール部での経験は、彼女の価値観を大きく揺さぶった。
レギュラー争い、人間関係の軋轢、そして怪我による離脱。当時は辛かった。
しかし今振り返れば、それは「自分に何が足りないのか」を問い続け、壁にぶつかっても解決策を求めてコーチに教えを乞うという、現在の彼女の行動原理の礎となった。挫折は、彼女を強くするための通過点だったのだ。

転機は、学生団体のプロジェクトにおける自身の行動に対する向き合い方だった。
ある海外渡航の選考に落ちたとき、彼女は「子供たちの力になりたい」と言いながら、行動が伴っていない自分に愕然とした。
その悔しさが、言い訳を捨てさせ、今のリーダーとしての覚悟を定めた。未熟でもいい。まずは一歩踏み出す。その決断が、私のリーダーシップの幕開けだった。
彼女の意思決定の軸は常にシンプルだ。
「昨日の自分より、少しでも成長できているか」。
何かを選ぶとき、損得ではなく「自分が理想の人物に近づけるのはどちらか」という問いを立てる。プランを立て、実行し、検証し、改善する。幼い頃から無意識に繰り返してきたこのPDCAこそが、迷った時の羅針盤になっている。

今直面している壁は、このプロジェクトをどのように後輩へ引き継ぐかということだ。
ノウハウや経験を伝えるだけでなく、リーダー特有の孤独や不安を一人で抱え込んでいないか、困っていることはないかといった心の変化にも目を向けることを大切にしている。
そのため、会議後には必ず後輩に声をかけ、悩みや不安を聞くようにしているという。彼女の役目は、自分のやり方を押し付けることではなく、後輩が自分らしくリーダーを務められるよう支えることだと考え、より良いバトンの渡し方を模索し続けている。
卒業の時、誰からどんな言葉をかけられたいか。
それは「あなたのおかげで助かったよ」という一言だ。
かつて、先輩たちから助けられ、救われたように、今度は彼女が後輩にとって「困った時にいつでも頼れる存在」になりたい。
この活動を通して得た経験と恩を、次世代へ確実に繋いでいくことが、彼女なりの恩返しだと思っている。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ReWrite Career では、記事に登場する学生をはじめ、本気で挑む学生との出会いをつくっています。企業の方はお気軽にご相談ください。