STUDENT DECISION RECORDS
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
東京都中野区出身。
熱心な家庭環境で育ち、3歳からクラシックバレエを始め、水泳やリトミックなど多彩な習い事を経験。
小学生時代から「目立ちたがり屋」で、学級代表や応援団長を務めるほか、自らダンスクラブを立ち上げるほどの並外れた行動力を持つ。
中学受験を経て学習院女子中等科へ進学し、上下関係や規律が極めて厳しいダンス部で理不尽にも耐え抜く「サバイブ力」を培った。
一方で、自由奔放な気質から規律に反発し、授業中にジュースを飲むなどして1年ほど部活を休部した「やさぐれ期」も経験するが、親友の引き戻しにより復帰。
高校ではバレエで念願のパ・ド・ドゥに選ばれ、トップレベルまで登り詰めた。大学入学後、スターバックスでのアルバイトで早くから時間帯責任者に抜擢されるなど持ち前の優秀さを発揮。
一度はバレエとの両立に悩み摂食障害などでD-mc(ダンスサークル)を離れたものの、見事復帰を果たし、現在は制作幹部として引退公演の成功に全力を注いでいる。


彼女がいま成し遂げたいことは、D-mcの引退公演(ストーリー公演)において「最高動員数を達成すること」と、「プロスタッフから過去最高の作品だったと評価されること」である。
制作幹部というトップ4の役職に就き、約20名の制作班を牽引しながら、自分の存在意義をサークルに確かな形として残すため、日々妥協なき挑戦を続けている。

彼女がD-mcという大規模かつハイレベルな環境に戻り、制作幹部を選んだ背景には、「刺激を求め、より高いレベルで自分を証明したい」という強い欲求がある。
大学入学当初は別のサークルも検討したが、レベルに物足りなさを感じてD-mcを選んだ。その後、体調不良で一度はサークルを離れ、友達が一人もいない状況から復帰した彼女にとって、制作幹部として公演を成功させることは、自身の居場所を再構築し、D-mcにいた意味を残すための必然の選択だった。

彼女の「どんな環境にも適応し、トップを目指す」という行動原理のルーツは、3歳から大学2年まで週5日で続けたクラシックバレエにある。
同期20名が次々と辞めていく中、最後まで残りトップに君臨した経験や、中学時代の極めて理不尽な上下関係(先輩への「ご機嫌よう」の挨拶など)を耐え抜いた経験が、強靭なメンタルと継続力を育んだ。
この「厳しい環境でも生き抜くサバイブ力」が、現在のDMCでのタフな制作活動やリーダーシップに深く共鳴している。

彼女がD-mcで制作幹部として組織を背負う覚悟を決めたのは、復帰後の周囲からの思わぬ「推薦」である。
当初は制作班の一員になれれば十分だと考えていたが、持ち前の仕事の早さと人当たりの良さから周囲の信頼を勝ち取り、ひょんなことから制作幹部の1人に選出された。
「1年前は友達がゼロだった自分が、ここまで期待されている。」
その驚きと喜びが、与えられた期待に応え、過去最高の公演を創り上げるという強烈な覚悟へと変わったのである。

彼女が何かを決断し行動を起こす際、常に立ち返る極めて太くシンプルな軸がある。
それは「その行動をした自分を、自分自身が『憧れる』ことができるか」である。
幼少期から「ちやほやされたい」「人から憧れられたい」という感情を原動力にしてきた彼女にとって、理想の自分を追求し、その結果として周囲からリスペクトされることが、すべてのモチベーションと意思決定の源泉となっている。
現在の彼女の最大の挑戦は、「リーダーとして人に厳しく指導すること」である。
仕事は早く優秀である一方、他者に対して強い言葉で怒ることや、厳しい指摘をすることが苦手だという自覚がある。
制作班やアシスタント(コマ担)をまとめる中で、組織を円滑に回すために必要な「あえて嫌われ役になる勇気」や「規律を正す力」をどう身につけるかという、新たな人間的成長の壁に直面し、日々向き合っている。

引退公演の幕が下り、歓喜の渦に包まれたその瞬間、彼女が一番言葉を交わしたいのは、自分がけん引してきた「後輩たち」である。
厳しい指導に悩みながらも、共に一つの目標に向かって走り抜けた彼らから「桜花さんが制作幹部でよかった」と自分の存在を肯定されること。
その言葉をもらうことが、彼女にとって何よりの報酬であり、自分自身の行動原理を満たす最高の瞬間なのである。

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