STUDENT DECISION RECORDS
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
東京都立川市出身。
幼少期は大人しい性格だったが、徐々に持ち前の社交性を発揮し、小中学生時代は友人と活発に遊ぶ学生生活を送った。小学4年生の時にE-girlsに憧れてダンススクールに通い始め、ワックやパンキングの基礎を学ぶ。小6ではリレーの失敗を避けるという少し変わった理由から応援団に立候補するも、朝のランニングなどを通して全力で楽しむ経験を得た。
中学時代は英語の成績が常に90点を超えるほど得意で、親友と共に塾へ通い、松が谷高校の外国語コースへ進学。高校では厳しいダンス部に入部し、コンテンポラリーダンスの大会で賞を獲得するまで過酷な練習を耐え抜いた。
人生で最も頑張ったと語る大学の一般受験では、周囲が推薦で進路を決める中、孤独な努力を重ねて立教大学に合格。現在は立教大学のダンスサークル「JG」に所属し、ワックのジャンルリーダー(ジャンリ)として、一人ひとりの個性を活かした作品作りに向き合っている。


彼女がいま成し遂げたいことは、JGのワックジャンルリーダーとして「全員をちゃんと見て、それぞれの成長をサポートすること」である。
人数が多いとどうしても上手い子ばかりに目が行きがちだが、初心者やまだ経験が浅い子に対しても、自分が外部のレッスンや練習で得た知識やコツを共有し、ダンスの楽しさと成長を実感してほしいと強く願っている。

彼女が大学でもダンスを続ける道を選んだ背景には、高校時代の過酷なダンス部での経験がある。
入部直後に顧問が代わり、走り込みや筋トレが課される予想以上に厳しい環境となったうえ、夏休みもほぼ毎日練習という過酷なスケジュールに直面した。モチベーションが下がり辞めそうになったこともあったが、苦労を共にする仲間の存在に支えられてコンテンポラリーダンスの大会で賞を獲得し、最後までやり切ることができた。この「大変だったけれど、仲間と踊り切った充実感」と、根底にある「やっぱりダンスが好きだ」という思いがあったからこそ、大学では純粋にストリートダンスを楽しめる環境を求めてJGに飛び込むしかなかったのである。
彼女が「一人ひとりにしっかり向き合い、アドバイスをしたい」と考えるルーツは、自身がダンスを心から楽しんできたこれまでの経験にある。
もし自分が得意ではないジャンルで放置され、何も教わらなければ絶対に楽しくないだろうという相手の立場に立った想像力が基盤となっている。
「コツを掴んでできるようになる瞬間が一番楽しい」という自分自身のダンス体験が、後輩たちに寄り添う現在の指導スタンスと深く共鳴しているのである。

ジャンルリーダーとしての覚悟が定まったのは、大学2年生の夏合宿前の時期である。
それ以前のデビューイベントやサミットと呼ばれるイベントにおいて、仲の良い同期 ”ゆり🍏”と共に作った作品が先輩から「1年生なのにすごい」と絶賛され、新人戦のバトルでも予選を通過するなど、確かな自信を積み上げてきた。
その自信を背景に、同期と「やりたいね」と語り合ったことで、自然とジャンルリーダーとして前に立つ覚悟が固まったのである。

ショーケースの構成や配役を決める際、彼女が最も大切にしている軸は「その人の個性が一番活きる場所(かませる場所)を見極めて割り振ること」である。
全員が楽しいと思える完成度を目指すことはもちろん大切だが、それに加えて「この子はこういう系が得意だからここで目立たせよう」と、一人ひとりの強みを輝かせることに強いこだわりを持っている。
現在の彼女の課題であり挑戦は、「怠惰で物事を先延ばしにしてしまう自分自身のタイムマネジメント」である。
ジャンルリーダーとしてメンバーに完璧な背中を見せなければならない立場でありながら、タスクがギリギリになってしまい中途半端になりかけることがあるという。より良い作品作りと指導のために、自分自身のスケジュール管理という壁に真正面から向き合っている。

引退公演のステージを終えた後、彼女が一番言葉を交わしたいのは「共に踊ったジャンルのメンバーたち」である。
指導し、一緒に作品を作り上げてきた後輩や仲間から、「ワックを取ってめっちゃ良かったです」「みんなと一緒に踊れてよかったです」と言ってもらうこと。
その言葉こそが、彼女が一人ひとりと真剣に向き合い続けたことへの最高の見返りであり、何よりも嬉しい肯定なのである。

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