STUDENT DECISION RECORDS

挫折の淵で見つけた、本当の居場所。誰かの背中を支えるという決意。   #SDR28-0141

INTERVIEW & TEXT

冨田 裕史

2026.08.12

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

立命館大学文学部2回生。学生団体「IROHA」に所属し、カンボジア教育支援活動に邁進する。

幼少期からの強い好奇心と、「自分で決めたことはやり抜く」確固たる意志を持つ。高校時代の部活動での葛藤や、浪人生活という挫折を経験する中で、自己を客観視する術を習得。先頭に立つことよりも、「組織の最後の一ピースとして機能すること」に自身の存在意義を見出している。現在は、戦略的な組織運営を通じて仲間を支え、次世代へ想いをつなぐ挑戦を続けている。



一見、どこか飄々としていて、何事にも動じないように見える。

しかし、その平静な表情の裏側には、人一倍強い責任感と、緻密に計算された情熱が隠されている。

高校時代、部活動の第一線を退く決断をし、自ら「裏方」という道を切り拓き確立した大月風駕。彼が目指すのは、表舞台の華々しさではない。

組織という巨大なパズルを完成させるための、不可欠な「最後の1ピース」となることだ。浪人という大きな挫折を経て、彼が掴み取った「自分だけの戦い方」とは。

【学生時代に成したいこと】

現在所属する「IROHA」での活動において、大月風駕が目指しているのは、単なる支援活動の遂行ではない。

彼が見据えているのは、組織が最大限のパフォーマンスを発揮するための潤滑油となることだ。活動を通じて、自身が欠かせない存在として組織を支え、その結果として、関わるすべての人々が目標を達成し、絆を深められる状態を作りたいと願っている。

【その道を選んだ理由】

あえて「表」ではなく「裏」を選び続けるのには、中学生時代にまで遡る強い理由がある。

当時、魅力のない授業を行う大人たちを反面教師として見ていた大月は、「人から言われて動く」のではなく「自分の意志で行動する」ことに誇りを持ってきた。

そして、自分が最も力を発揮できるのは、組織のトップとして号令をかけることではなく、背後から支え、細部まで整える役割だと確信したからだ。

彼は「誰に頼らなくてもいい」という強がりではなく、「自分が支えることで組織を強くできる」という確信を持って、その道を選んでいる。


【原体験における共鳴ポイント】

幼少期のベランダでの一人遊びから始まった探究心は、テニスや卓球、バドミントンといったラケットスポーツへの情熱へと形を変えた。

流行に流されることなく、自分の興味を信じて突き進む。この原体験が、のちの「生徒会」での裏方気質を形成した。

資料作成や音響など、地味だが欠かせない仕事に没頭する喜び。彼は、自らが動くことで組織がスムーズに回ることに、最大のやりがいを感じるようになったのである。


【覚悟が定まった瞬間】

大学受験での不合格という挫折は、彼にとっての大きな転換点だった。

合格を信じて疑わなかった本番での失敗。しかし、その悔しさを噛み締めた直後、両親が即座に次の準備へと切り替えてくれた光景を、彼は一生忘れないだろう。

親の深い愛情と強さに触れた瞬間、反抗期は終わりを告げた。その時、彼は「慰められること」よりも「前を向くこと」を選び、自らの手で人生の舵を取り直す覚悟を決めたのだ。


【意思決定の軸】

大月の判断基準は、シンプルかつ明快だ。

「自分がワクワクするか」、そして「自分がいることで組織は良くなるか」。

周囲に対してあえて少し「カジュアルな自分」を見せ、場の空気を和ませるのは、彼なりの処世術だ。

しかし、その裏側では常に論理的に俯瞰し、いま自分ができる最大の貢献は何かを模索している。適当に見えて、その実は誰よりも真剣に、組織の未来を考えているのである。


【現在の挑戦】

かつては「すべての責任は自分が負うべきだ」と考え、抱え込みすぎていた。

しかし、現在は「人に任せること」という新たな壁に挑戦している。

仲間を信頼し、その責任を預ける。自分一人で完結させるのではなく、組織として大きな成果を出すために、あえて手を離す勇気を持つこと。それは、かつての「裏方志向」から、一歩進んだ「組織の司令塔」への進化の過程でもある。


【誰に、何を返したいか】

いつか活動を終える時、彼は「大月がいてくれて助かった」という言葉を求めない。彼が理想とするのは、組織がうまく回ったあとに、「あ、実はあの時、大月の働きが効いていたのか」と気づかれるような、静かな功績だ。

そして、恩返しをしたい相手がいる。それは、かつて悩み多き時期にパパのように寄り添ってくれた高校時代の担任教師だ。その恩師のような、知識を教えるだけでなく、人の人生そのものに寄り添える存在になること。それこそが、彼が未来の自分に託した最大の目標である。

この学生に会いたい!応援したい!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

☝️【RewriteCareerに問い合わせ】

この学生に会いたい、応援したい方へ

ReWrite Career では、記事に登場する学生をはじめ、本気で挑む学生との出会いをつくっています。企業の方はお気軽にご相談ください。