STUDENT DECISION RECORDS
INTERVIEW & TEXT
和泉 圭佑
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
群馬県生まれ、千葉県柏市育ち。
幼少期から責任感が強く、小中学校では児童会長や学習委員長を歴任。幼少期から高い自立心を持ち、常に組織の中心で責任を果たしてきた彼女。
県立幕張総合高校ダンス部では指導者不在の中でコンテストリーダーを務め、全国大会出場や東日本ベスト8に貢献した。
現在は大学のダンスサークル「ADL」にて副総合演出を担い、大人数を取りまとめながら全員が納得できる最高の舞台づくりに全力を注いでいる。


彼女が学生時代に成したいのは、関わる全員が心から納得し、一丸となって最高の成果を残す組織公演を完遂することだ。
小中学校でのリーダー経験や高校ダンス部での過酷なストイックさを経て、彼女は個人のパフォーマンス以上の価値を組織づくりに見出してきた。大学でのダンス活動の集大成として、裏方である副総合演出の立場からチーム全員のモチベーションと意思疎通を底上げし、誰一人置き去りにしない感動的な舞台を創り上げることを目指している。

彼女が演者として輝く道だけでなく、副総合演出という裏方の重責を選ばざるを得なかったのは、組織全体の成果を追求することにこそ自らの真価があると自覚したからだ。
高校時代、50人規模のダンス部でコンテストリーダーとして意思決定の難しさに揉まれながら全国大会へと導いた原体験がある。大学のサークルでも単なる1ダンサーにとどまらず、周囲からの強い推薦を受け、組織運営を主導する道を進むこととなったのである。
彼女の原体験における最大の共鳴ポイントは、高校時代のダンス部で指導者が不在となった際、生徒同士で自律的に組織を動かした経験にある。
夏の屋外練習や厳しい筋トレを仲間とともに耐え抜き、共有日記の活用や進行管理を徹底して全国大会出場や東日本ベスト8という成果を掴み取った。苦難の中で全員が同じ目標に向かって協力し合うプロセスこそが、彼女のリーダーシップと組織への強いこだわりを決定づけたのだ。

彼女の覚悟が定まった瞬間は、副総合演出という大役に周囲からの推薦を受けて就任を決意したときだ。
第一志望の大学受験で成果が出ず、失意を経験しながらも新たなサークルで挑戦を始めた彼女。大所帯をまとめる難しさや伝達の葛藤に直面する中で、前任者からの引き継ぎを受け、「自分が全員を納得させる公演をつくる」と心に決めた。葛藤を恐れず責任を引き受ける決断が、彼女を真のリーダーへと脱皮させたのである。

彼女の意思決定の軸は、「常に全力を尽くし、全員が納得する目標に向かって自発的に責任を果たすこと」にある。
幼少期から長女として自立心が強く、小学校の児童会長や中学の学習委員長を自ら引き受けてきた。厳しい環境であっても決して途中で投げ出さず、周囲とのコミュニケーションを重ねて合意を形成する。己の楽な選択ではなく、組織の成果と自己成長に直結する困難な道を選ぶことこそが彼女の不変の基準だ。
彼女が現在挑んでいるのは、大規模ダンスサークル「ADL」の副総合演出として、情報共有と意思決定の精度を高め、最高品質の公演を創り上げることだ。
大人数ゆえに生じる意図の不一致や伝達の難しさと日々向き合いながら、演者・スタッフ全員が納得して全力を出せる環境を整えている。葛藤を抱えつつも妥協せず、全員が心から満足できる舞台を完成させるため、彼女は最後の瞬間まで泥臭い調整に挑み続けている。

彼女が成果を以て恩返しをしたい相手は、これまで温かく見守ってくれた両親と、高校時代をともに生き抜いた親友だ。
厳しい部活動や苦しい受験期を支えてくれた人々に、全力を尽くしてサークル活動をやり遂げた姿を見せたいと考えている。
活動の最後に彼らから「本当によく頑張ったね」という承認の言葉をもらうことこそが、すべての困難を乗り越えて走り続けてきた彼女にとって最大の報酬であり、原動力なのだ。

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