STUDENT DECISION RECORDS
INTERVIEW & TEXT
和泉 圭佑
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
東京都西東京市出身。
法政大学経営学部に通い、ダンスサークル「HSD」の副代表を務めている。
中学・高校時代はバスケットボールに打ち込み、厳しい環境下でエースや主要ポジションとして都大会上位進出を果たした。
高校引退後はスポーツ推薦を断り一般受験に挑戦、浪人時代の挫折を自身の分析と努力で乗り越えて法政大学へ進学。大学ではHSDでの活動に没頭し、イベント運営を経て同期の投票により副代表に就任、現在は組織運営と就職活動の両立に挑んでいる。


彼が大学時代に成し遂げたいのは、サークル「HSD」の全メンバーが「HSDが最高だ」と思える環境を創り上げ、後輩へ想いを継承することだ。
高校時代のバスケットボールでは目標の関東大会に届かず悔しい想いを残したからこそ、大学生活のすべてであるサークルでは妥協を許さない。就職活動との両立という課題に直面しながらも、引退までの残り4ヶ月間で後輩たちが誇りを持てる最高の組織を完成させようとしている。
彼が安定したスポーツ推薦を断り、厳しい一般受験と浪人という過酷な道を選んだのは、自身の将来を見据えて妥協せず挑戦したかったからだ。
高校ではエースとしてチームを牽引したものの目標には及ばず、引退後に自分の力で未来を切り拓く必要性を痛感した。
1年目の不合格という挫折にも屈せず、自身の敗因を書き出して愚直に向き合った結果、難関である法政大学合格を勝ち取り、己の力で道を切り拓く強さを手に入れた。

彼が周囲から絶大な信頼を集めリーダーに選ばれる背景には、中学時代の過酷なバスケットボール部での原体験がある。
初心者からスタートしながらも努力を重ねて2年後期にスタメンを奪取し、厳しい練習環境の中で献身的なプレイでチームを支え西東京市優勝を果たした。
過酷な環境から逃げずに泥臭く結果を追い求めた経験が、彼の精神的な強さと「背中で語り組織を前進させる」リーダーシップの根幹となっている。
彼がサークル副代表として腹を括ったのは、同期からの信任投票を経て副代表に選出され、重圧の中で組織の舵取りを担うと決めた瞬間だ。
2年時にイベント「シグナル」の運営代表を務めた経験を経て代表になることこそが一つのゴールに見えていた。
しかし、役職の枠を超えて自ら率先して行動し、周囲が躊躇する場面でも逃げずに決断を下すことこそが副代表の責務であると気づき、覚悟を定めたのである。

彼の意思決定の軸にあるのは、「受動的にならず、常に複数の選択肢を持って自ら組織を前進させる」という確固たる信念だ。
過去の不合格や敗北から学んだ「失敗要因から逃げずに分析する」姿勢が、彼の判断基準となっている。
どれほど状況が困難であっても、任された責任から逃げることなく、組織の未来にとって最善の解を主導して選び取ることを自らに課しているのである。
彼が今まさに挑んでいるのは、就職活動とサークル副代表としての集大成となる活動の完遂だ。
9月から11月という限られた時間の中で、物理的な時間配分に悩みながらも、死に物狂いで両者に全力を注ごうとしている。
自身が制作したい作品に取り組むと同時に、1年生を含めた後輩たちにこれまでの経験を伝え、全員が誇れる最高な空間を創り出すために妥協なき戦いを続けている。
彼が恩を返したいのは、3年間でメンバーの減少や留学といった様々な変化を乗り越え、共に走り抜けてくれたHSDの仲間たちだ。
サークル副代表として組織を引っ張ってこられたのは、いつも支えてくれた同期や後輩がいたからに他ならない。引退を迎える最後の瞬間、「今までありがとう」と心からの感謝を笑顔で伝え、最高の成果と想いを後輩へ繋ぐことで、仲間への報恩を果たそうとしている。

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