STUDENT DECISION RECORDS

『観客に「ぶち上がった」と言わせる最高の作品を作りたい』。プロ不在の高校ダンス部で悲願の全国優勝を果たした彼女が、大学サークルで目指す歴代最高の舞台表現#SDR28-0192

INTERVIEW & TEXT

和泉 圭佑

2026.09.15

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

埼玉県さいたま市出身。

明治大学文学部演劇学専攻に通い、大学のダンスサークル「D-mc」でロックダンスのコレオグラファー(振り付け)を務めている。

幼少期に受けたダンスの感動を原点に、小・中学校での厳しい練習や卓球部との両立を経て精神力を研鑽。プロの指導者が不在の高校ダンス部では、自らの手で作品をゼロから創り上げ全国大会優勝および文部科学大臣賞を受賞した。

大学では学問とダンスを高い次元で両立させながら、観客を驚かせ仲間を成長させる「歴代最高」の舞台制作に挑んでいる。


観客の心を揺さぶり、演者全員を輝かせる彼女の作品制作にかける覚悟と情熱

【学生時代に成したいこと】

彼女が学生時代に成したいのは、D-mcの公演において歴代の先輩や関係者から「歴代で一番やばかった」と評価される最高の作品を作り上げることだ。

単に観客を驚かせ感動させるだけでなく、ロック初心者も含めた参加メンバー全員が「ロックをやってよかった」と心から実感できる満足度の高いステージを実現し、サークル全体に最高の成功体験を残すことを目指している。


【その道を、自らの意志で選び取った理由】

彼女があえて難易度の高い作品制作や振り付けの責任ある道を選んだのは、プロの指導がない過酷な環境でも自らの手で結果を勝ち取ってきた原体験があるからだ。

高校ダンス部では専任コーチが不在の中、週7日・1日4〜5時間の猛練習を重ね、自分たちでイチからコンセプトを構築した作品で全国大会優勝を果たした。自力で頂点を掴んだ実績が、今の彼女を挑戦へと突き動かしている。


【原体験における共鳴ポイント】

彼女の熱量の源泉は、幼少期に友人のダンス発表会で受けた強い衝撃と、幼い頃から培われた負けず嫌いな競争心にある。

小学生時代に厳格な選抜クラスで筋トレ漬けの練習に耐え抜いた経験や、中学での卓球部との二刀流生活を通じて、

「やるからにはトップを目指す」という向上心を磨いた。

自らが味わった感動と努力の喜びを他者へ波及させたい思いが根底にある。


【覚悟が定まった瞬間】

彼女の覚悟が定まったのは、周囲からの「ロックの振り付けが楽しみだ」という期待の言葉と、サークルの引退を見据えた責任感を自覚した瞬間だ。

D-mc入部後、学園祭でのコレオグラフ立候補をきっかけに信頼を獲得。

新入生を迎えた全イベントでロックダンスのコレオを担当することが決まった際、先輩からの助言も背中を押し、最後の公演まで妥協せず全力を注ぐ決意を固めた。


【意思決定の軸】

彼女の意志決定の軸は、「観客を驚かせ感動させるインパクト」と「参加メンバー全員の成長と満足度」を両立させることだ。

過去にスロージャズ経験者から「ロックをやってみたいと思わせてくれた」と感謝された体験のように、観る者の価値観を変えると同時に、演者自身がスキルアップと踊る楽しさを実感できる作品構造を常に追求し判断を下している。


【現在の挑戦】

現在の挑戦は、D-mcの公演に向け、初心者を含む多様なメンバーの結束を強め、組織として最高のパフォーマンスを引き出すことだ。

自身と相方の異なるスタイルを組み合わせた演出で観客に強い驚きを与える一方、メンバーのスキルアップのサポートや積極的なFBを徹底することで「表現の質」と「チームの健康」を両立させている。


【誰に、何を返したいか】

彼女が恩返しを果たしたいのは、D-mcの歴史を創ってきた歴代の先輩方や関係者、そして共に汗を流すサークルの仲間たちだ。

周囲からの信頼と「作品が好き」という評価に報いるため、観客を「ぶち上がらせる」圧巻のステージを作り上げ、参加者全員に最高の達成感を届けることで、言葉以上の感謝を結果として返そうとしている。

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