STUDENT DECISION RECORDS
INTERVIEW & TEXT
和泉 圭佑
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
千葉県市原市出身。
東海大学に通い、ダンスサークル「HSD」で幹部を務めている。幼少期から4歳で始めたダンスやバスケットボールなど多角的にスポーツに取り組み、強い負けず嫌いの性格を育む。
中学校でのバレーボール部や選抜駅伝、高校でのダンス同好会のリーダー経験を経て、大学では友人の紹介で「HSD」に入会。
レベルの高さに葛藤しながらも親身な先輩との出会いを機に幹部に就任し、現在はミスを最小限に抑える効率的な運営と技術向上を両立させながら引退公演の成功を目指している。

彼女が学生時代に成し遂げたいのは、幹部として挑むダンスサークル「HSD」の引退公演を成功させ、共に駆け抜けた8人の仲間から「よく頑張ったね」と心から認められることだ。
小学校時代のマラソン大会でライバルに勝つために1位を掴み取った負けず嫌いな原点を持つ彼女は、大学最後の舞台において、演者としての技術向上はもちろん、裏方としての完璧な運営をやり抜き、最高の達成感を仲間と分かち合おうとしている。

彼女がサークル全体を統括する幹部という責任ある道を選ばざるを得なかったのは、入会当初に痛感した周りとの技術的ギャップを乗り越え、自らの手で組織に恩返ししたいという強い意志があったからだ。
ダンスサークル「HSD」に入会した際、周囲のレベルの高さに圧倒されたが、近所に住む先輩「はなさん」との温かい出会いを機に深く馴染み、サークルを影から力強く支える役職を引き受ける覚悟を決めたのである。
彼女の活動の根底で共鳴しているのは、中学校や高校時代に培った「限られた環境下でも仲間と信頼を築き、最後までやり切る」という姿勢だ。
中学時代は身長150cmでバレーボール部のミドルブロッカーを務め上げ、選抜駅伝でも過酷な練習に耐え抜いた。
また高校では規律上の課題や練習場所の制約を受け入れつつ、リーダーとして20〜30名の部員や未経験者をまとめ集大成の発表を成功させた経験が強く息づいている。
彼女の覚悟が明確に定まった瞬間は、第一志望であった大学への進学を諦めた不完全燃焼感を受け入れ、現在の法政大学「HSD」で己の存在価値を証明すると決意した時だ。
明治学院大学を目指すも戦略の不一致から断念した過去を持つ彼女は、サークルで先輩の「はなさん」から手厚い導きを受けたことで、「この場所と仲間たちのために全力を注ぎ、最高の結果を残す」と幹部としての姿勢を固めた。

彼女の意志決定の軸は、「自身の負けず嫌いな根性と向き合い、どんな困難な状況であっても期待以上の結果で返すこと」だ。
小学校のマラソン大会で双子の姉やライバルを抑えて1位を勝ち取ったように、彼女の行動原理には妥協を排する強い自責思考が存在する。部活動の転向や厳しい校則下の同好会運営においても、逃げずに泥臭く成果を追い求める道を選び続けてきた。

彼女が現在挑戦しているのは、ダンスジャンル「ポップ(POP)」の技術研鑽と、幹部としてミスを未然に防ぐ完璧なイベント運営の確立だ。
サークル内の未経験者への指導体制を整えつつ、引退公演に向けた複雑な運営業務を効率化するために細部まで目を行き届かせている。
個人の表現力向上と組織管理という二重の課題に対し、一切の妥協を許さずストイックに向き合っている。
彼女が恩を返したいのは、サークル活動を支えてくれた先輩の「はなさん」と、共に高め合ってきた大切な8人の友人たちだ。
引退公演という舞台において、完璧なサークル運営と妥協のないパフォーマンスを披露すること。そして終演後に「よく頑張ったね」と互いを称え合う瞬間を迎えることこそが、これまで自分を導き信頼してくれた人々への最高の恩返しになると信じている。

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