STUDENT DECISION RECORDS
INTERVIEW & TEXT
和泉 圭佑
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
千葉県松戸市育ち。
幼少期から社交的な性格で、幼稚園年長からサッカーを始める。小学時代は強豪少年団のキャプテンとして厳しい環境でチームを牽引し、中学ではクラブチームに所属、県選抜にも選出される実力を持つ。
高校では怪我による5ヶ月の離脱や選手権での悔しい敗退という人生最大の挫折を経験するも、学業と両立し評定平均4.9を維持。
指定校推薦で上智大学法学部地球環境法学科へ進学した。大学では新しい挑戦としてダンスサークル「EAGLE」に入会し、ハウスダンスに没頭。
持ち前のコミュニケーション能力とサークルへの深い愛情で幹部(副代表)に選出され、現在は12月の引退公演に向けてメンバーのモチベーション向上と最高のステージ作りに奮闘している。


彼がいま成し遂げたいことは、EAGLEの副代表として、12月に控える引退公演を「これまで関わってくれたすべての人に感謝を伝えられるステージ」にすることである。
モチベーションに差がある大所帯のサークルであっても、メンバー一人ひとりがEAGLEに入って良かったと思えるよう、全員が楽しめる公演の実現に全力を注いでいる。

彼がダンス未経験ながら幹部という重責を担う道を選んだ背景には、サークルへの深い愛情と伝統を守りたいという思いがある。
ハウスジャンルから代々幹部を輩出してきた伝統を途絶えさせたくないという責任感に加え、「自分より上手い人はいるが、自分以上にこのサークルを愛している人はいない」という確信が、彼を幹部立候補へと突き動かしたのである。
「チームの一体感を重んじ、仲間に寄り添う」という彼のリーダーシップは、小中高と打ち込んだサッカー経験に深く根付いている。
小学生時代に所属した厳しい少年団では、試合に出られない選手も含めて全員で行動するルールがあり、チームが一つになることの重要性を学んだ。
当時のカリスマ監督の下で重圧に耐えながらキャプテンを務めた経験や、中学での学級代表の経験が、現在の「周囲の意見を広く聞き入れる柔軟なリーダー像」に強く共鳴している


高校時代、サッカー部で怪我による長期離脱や、選手権での敗退という人生最大の挫折を味わった彼は、大学では「ゼロから努力でカバーできる新しいこと」に挑戦しようと決意した。
そんな中、EAGLEの体験会に参加した際、先輩たちが創り出す温かい雰囲気と人の良さに惹きつけられた。
「ここでなら自分も成長できるし、仲間と最高の時間を過ごせる」。
そう確信した瞬間、彼はハウスダンスとこのサークルに大学生活を懸ける覚悟を定めたのである。

幹部として意思決定をする際、彼が最も大切にしている軸は「サークル生ファースト」である。
多様な意見が飛び交う組織において、全員の総意を得ることは難しくても、メリットとデメリットを明確にした上で、メンバーにとって何が一番良い選択かを常に考え抜く。
既存のルールに縛られすぎず、状況に応じて柔軟に対応する姿勢を貫いている。
現現在の彼の課題であり挑戦は、「メンバー間のモチベーションの格差を埋めること」である。
ダンスへの熱量や参加頻度が異なる約250名のメンバー全員が、引退公演に向けて同じ方向を向くのは容易ではない。
しかし、彼はジャンルリーダーたちと連携しながら声かけを行い、一人でも多くのメンバーが自発的に練習に来て楽しめる環境作りに泥臭く向き合い続けている。
引退公演のステージを終えた後、彼が一番言葉を交わしたいのは、未熟な時期から苦楽を共にしてきた同期たちである。
自分の不器用な時代を知る同期から「お前が幹部で本当に良かった、ありがとう」と言葉をかけられること。
自身が愛してやまないEAGLEという居場所を守り抜き、仲間たちと最高の達成感を分かち合うことこそが、彼にとって最高の見返りなのである。

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