STUDENT DECISION RECORDS
INTERVIEW & TEXT
和泉 圭佑
STUDENT DECISION RECORDS
ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。
千葉県成田市出身。
立教大学理学部化学科に在籍し、原子内の電子軌道や高分子の性質について研究に励んでいる。
幼少期からダンスやピアノなど多彩な習い事に親しみ、中学の書道パフォーマンスや高校の弓道部を経て、大学ではダンスサークル「JG」に入部。
成田空港でのアルバイトや片道2時間の通学、理系での過酷な学業と両立しながら、ジャズジャンルの共同リーダーとして参加者全員が主役になれる舞台作りに情熱を注いでいる。

彼女が学生時代に成したいのは、参加する全員が主役となり、心から楽しさを分かち合える最高の舞台を作り上げることだ。
単に作品の完成度を高めるだけでなく、後輩たちが「ジャズを選んで本当に良かった」と思える成長の環境を整えたいと考えている。
理系での過酷な学業や片道2時間の通学というハードルがあっても、全員が輝ける演出を追求し、踊り手も観客も深く感動する瞬間を生み出すことを目指している。

彼女が一人ではなく仲間と協力する共同リーダーという道を選んだのは、全員の強みを活かし合いながら最高の楽しさを生み出したいと考えたからだ。
音から着想を得て振付を構築する独自のスタイルを持つ一方で、一人で抱え込まず仲間と試行錯誤するプロセスを重んじた。特定の人だけが目立つのではなく、後ろの列にいるメンバーも含めた全員を主役にする配置を追求することこそが、真の楽しさにつながると確信しているからである。

彼女の活動の原動力が「楽しむこと」に置かれているのは、幼少期から部活動に至るまで一貫して「心の底から楽しむ価値観」を育んできたからだ。
小学生時代に熱中したダンス発表会、中学での書道パフォーマンス、高校の弓道部での経験を通じ、過度な勝敗よりも自分たちで工夫して楽しむことの尊さを体得してきた。
何事も強制されることを嫌い、自らの「楽しそう」という感情を素直に追求してきた原体験が、現在の活動の核となっている。

彼女がリーダーとして覚悟を決めたのは、自ら大人数の構成や振付を手掛けた大会を経て、メンバーの成長に直接携わりたいと強く感じた瞬間だ。
高校時代から振付を作る楽しさを知っていた彼女は、大学でのサークル活動を通じて後輩たちの可能性を開花させる魅力に気づいた。
多忙な大学生活やバイトとの両立という困難が目に見えていても、自分自身が責任を持って全員で最高の作品を作り上げる決意を固めたのである。
彼女の意志決定の軸となっているのは、自分と周囲の双方が「楽しかった」と心から思えるかどうかという直感的な基準だ。
大学受験やサークル選びにおいても、他人の評判ではなく自身のフィーリングやワクワク感を最重要視してきた。
リーダーとしても、独善的な勝利ではなく、関わるすべての人間が笑顔になれる選択肢を常に採用し、片道2時間の通学路でも前向きに挑戦を続ける原動力としている。

彼女が現在挑んでいるのは、理学部化学科での高度な研究と、ダンスサークル引退公演に向けた作品づくりの高次元での両立だ。
分子結合や電子軌道を扱う多忙な学業と成田からの遠距離通学をこなす傍ら、全員が際立つ振付構成の考案に没頭している。
目の前のタスクに集中しすぎる自身の課題と向き合いながら、後輩たちが最高に輝ける環境を創出するために全力を注いでいる。
彼女が最も恩返しをしたい相手は、これまで共に活動を創り上げてきたサークルの仲間や後輩たちだ。
自分が提供する舞台を通じて、後輩たちに達成感と最高の思い出を贈りたいと考えている。活動を見た人や共に踊った仲間から届く「楽しかった」という一言こそが彼女にとって最高の報酬であり、圧倒的なパフォーマンスを届けることで、周囲への感謝と情熱を証明しようとしている。
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