STUDENT DECISION RECORDS

高3の受験期と「平穏な時間」を捨てて。活動停止していた生徒会団体を復活させた彼が、関西の高校生のために泥臭く走る理由。#SDR28-0201

INTERVIEW & TEXT

光延 優佑

2026.09.09

STUDENT DECISION RECORDS

ReWrite Career が出会った学生の「意思決定」を記録するメディアです。

学生プロフィール

高校3年生、関西(近畿地方)出身。

2024年1月12日に設立されるも、その後約1年間にわたり活動が停止していた「近畿生徒会交流会」の存在を知り、2026年5月に自ら第3期会長として団体を再始動。

運営メンバー8名の高校生とともに、関東に比べて生徒会同士の横の繋がりが乏しい関西の現状に課題感を抱く。高3という受験勉強との両立という葛藤に直面しながらも、2026年9月23日に控える「第5回交流会」の成功に向け、企画・広報・認知度拡大に全力を注いでいる。


「ないなら、自分が創り出す」 既成の環境や制限を言い訳にせず、自らリスクを負って新たな機会と文化を切り拓く圧倒的な当事者意識とプロフェッショナリズム。

高校3年生の夏。多くの受験生が自身の進路や未来と向き合い、机に向かう時間。そんな中で、途絶えかけていた関西の生徒会文化の灯をともし直すため、自ら先頭に立って泥臭く走り続ける高校生がいる。「近畿生徒会交流会」第3期会長。

2024年の設立以降、一時活動休止に陥っていた団体を2026年5月に復活させ、8名の高校生メンバーとともに9月23日の交流会成功へと突き進む。自身の受験勉強と組織の再建という二重のプレッシャーに直面しながらも、関西の高校生に新たな出会いと学びの場を届けるため、熱い情熱を注ぐ彼の意思決定のドラマに迫る。

【学生時代に成したいこと】

彼が今、高校生活のすべてを賭けて成し遂げたいのは、「関西の生徒会同士が学校の垣根を超えて繋がり、互いに高め合える持続可能な交流文化を確立すること」だ。

周囲の同世代が受験勉強に専念し、個人の進路へ集中する道を選ぶ中、彼はあえて「近畿生徒会交流会」の再始動という、組織の未来を担う重責を引き受けた。

【その道を自らの意志で選んだ理由】

なぜ、高3という重要な時期に、活動休止中の団体を自ら復活させる道を選んだのか。それは、関東には活発な生徒会ネットワークが存在する一方で、関西には横の繋がりが圧倒的に不足している現状を知り、「先人たちが遺してくれた交流会の土台を活かし、自分が再起させれば、関西の高校生たちのポテンシャルをさらに開花させられる」と確信したからだ。

「関西には交流の場がないから仕方ない」と諦めるのではなく、自ら行動を起こして場を創り出す。関西全体の生徒会活動を活性化させるため、彼は立ち上がらざるを得なかった。



【原体験における共鳴ポイント】

彼の心を突き動かす原動力は、「関東と関西の生徒会環境の格差」に対する強い違和感と、途絶えかけていた団体の歴史に対する悔しさだ。

首都圏では生徒会同士の交流が活発に行われ、互いの知見を共有して学校を良くする循環がある。一方で関西では、熱い想いを持った生徒会役員たちが孤立し、相談できる場や繋がりを持てずにいた。2024年に産声を上げた近畿生徒会交流会が約1年間休止していた事実を知った時、「この素晴らしい場をこのまま埋もれさせてはいけない」という圧倒的な当事者意識が芽生えた。


【覚悟が定まった瞬間】

“一人の高校生”から“関西の生徒会文化を背負うリーダー”へと腹を括った転機は、2026年5月、前体制から引き継ぎを受けて第3期会長に就任した瞬間だ。 高3という受験期において、団体の復活は容易な道ではない。「認知度もない、実績も途切れた状態から、本当に人が集まるのか」という不安が頭をよぎった。しかし、集まった8人の高校生メンバーの真剣な眼差しと、関西の高校生に繋がりを届けたいという想いが彼の迷いを打ち消した。

「自分が腹を括って打って出れば、絶対に関西の生徒会は変わる」

そう覚悟を決めた。


【捨てたもの】

彼がこの挑戦のために手放したものは、「高3の受験期における、自分のためだけに使える平穏な時間」だ。

進学に向けた勉強時間に全力を注ぐ選択肢もあった。しかし彼は、自分の未来だけでなく「関西の高校生全体の未来」のために時間とエネルギーを割く道を選んだ。限られた時間をミリ単位で繰り寄り、企画や広報、メンバーとの連携に奔走する覚悟を決めたのだ。


【意思決定の軸】

現在、彼が直面している最大の壁は、「休止期間によって低下した認知度の回復と、2026年9月23日の第5回交流会に向けた集客・広報の推進」だ。

さらに、受験勉強との両立という個人的な葛藤を抱えながら、8名の高校生メンバーと意思を揃え、関西の生徒会役員たちに「参加したい」と思わせる魅力的で実りあるプログラムを構築しなければならない。認知度の壁とスケジュールの壁という高いハードルに対し、彼は泥臭い広報活動と密なコミュニケーションで立ち向かっている。


【現在の挑戦】

現在、彼が直面している最大の壁は、「休止期間によって低下した認知度の回復と、2026年第5回交流会に向けた集客・広報の推進」だ。

さらに、受験勉強との両立という個人的な葛藤を抱えながら、8名の高校生メンバーと意思を揃え、関西の生徒会役員たちに「参加したい」と思わせる魅力的で実りあるプログラムを構築しなければならない。認知度の壁とスケジュールの壁という高いハードルに対し、彼は泥臭い広報活動と密なコミュニケーションで立ち向かっている。


【誰に、何を返したいか】

彼がもっとも成果を届けたい相手。それは、勇気を持って集まってくれた8人の運営メンバー、そして9月23日の交流会に集う関西の高校生たちだ。

「この交流会があったから、自分の学校の生徒会が変わった」「関西で生徒会をやっていて良かった」

参加した高校生からそう言われた時、彼の挑戦は真の成功を迎える。関西の地に新たな生徒会交流の文化を根付かせることで、同世代と社会へ特大の価値を還元しようとしている。

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